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倫理の授業・テストによく出る哲学者

高校の倫理や大学の教養科目でよく出る人物・言葉をまとめました。キーワードを覚えるだけでなく、「何が言いたかったのか」を自分の言葉で説明できるようにするための記事です。

まず知っておきたいこと

プラトンやアリストテレスなど古代ギリシャの哲学書が並ぶ本棚
古代・中世哲学深掘り

ソクラテスの「無知の知」とは?なぜ今も引用される?

「無知の知」はソクラテスの造語ではない。デルフォイの神託の逸話から、その真意と現代での使われ方を解説します。

照明に照らされた鍾乳洞の内部
古代・中世哲学深掘り

プラトンの「洞窟の比喩」とは?2400年色褪せない理由

鎖につながれ影だけを見る人々。プラトンの洞窟の比喩と師ソクラテスの死との関係を解説します。

ルーヴル美術館の古代ギリシャ展示室に置かれた胸像
古代・中世哲学深掘り

アリストテレスの「幸福(エウダイモニア)」とは?快楽との違い

「幸福」は快楽ではない。「1羽のツバメは夏を作らない」というアリストテレスの言葉を解説します。

デカルトの著作『哲学試論』(1644年版)の173ページ
近代哲学深掘り

デカルトの「我思う、ゆえに我あり」とは?何を疑い、何を疑わなかった?

感覚も数学も疑い尽くした末に、デカルトが最後まで疑えなかった一点とは何かを解説します。

オックスフォードのクライスト・チャーチにあるジョン・ロックの記念碑
近代哲学深掘り

ロックの「タブラ・ラサ」とは? 人は白紙の状態で生まれるのか

心は生まれたときは白い紙のようなもの。すべての観念は感覚と反省という経験から来る、とロックは考えた。

カントが眠るケーニヒスベルク大聖堂の夜景(現カリーニングラード)
倫理・政治哲学深掘り

カントの義務論とは?「嘘をついてはいけない」に例外はあるのか

嘘の約束はなぜ許されないのか。カントの定言命法と「人殺しへの嘘」の難問を解説します。

ヘーゲルの肖像画(ヤーコプ・シュレジンガー作、1831年)
近代哲学深掘り

ヘーゲルの弁証法とは?「正反合」はヘーゲルの言葉ではなかった

弁証法は、考えが自分の一面性ゆえに反対へ移り、両方を「止揚」した新しい考えが生まれる動き。「正反合」はヘーゲルが自分の哲学の説明に使った用語ではない。

ジェレミー・ベンサムの肖像画(ヘンリー・ウィリアム・ピカーズギル作)
倫理・政治哲学深掘り

功利主義とは?「最大多数の最大幸福」の意味と落とし穴

「最大多数の最大幸福」は少数者を犠牲にしかねない。ベンサムとミルの功利主義を解説します。

ヴィクトリア朝時代の古いガス灯
倫理・政治哲学深掘り

ミルの「危害原理」とは? 他人に迷惑をかけなければ何をしてもいいのか

自由を制限してよいのは他人への危害を防ぐときだけ。「本人のため」は理由にならない、とミルは『自由論』で説いた。

19世紀コペンハーゲンの街角と子どもたち
実存・現象学深掘り

キルケゴールの「実存の三段階」とは? 美的・倫理的・宗教的な生き方

生き方には、美的・倫理的・宗教的の三つの領域がある。「不安は自由のめまい」と語った、実存主義の父の思想。

ニーチェの肖像(レオン・スピリアールト「エッケ・ホモ」)
実存・現象学深掘り

ニーチェの「神は死んだ」とは?無神論の宣言ではない、その真意

「神は死んだ」は無神論の勝利宣言ではない。狂人の寓話から、その真意と危機感を解説します。

机の上に並んだ手紙立てや文鎮などの事務用品
実存・現象学深掘り

サルトルの「実存は本質に先立つ」とは?実存主義を生活の言葉で

ペーパーナイフの比喩から、サルトルの実存主義と「自由の刑」の意味を解説します。

孔子博物館に展示された肖像画
東洋思想深掘り

孔子の「仁」とは? 思いやりの中身と、家族から始まる理由

仁は「思いやり・人としての善さ」。自分がされたくないことを人にしない、礼に立ち返る、家族への孝が根本、と『論語』は語る。

しっかり組まれた古い石橋
東洋思想深掘り

孟子の性善説とは? 井戸に落ちそうな子どもと「四端」

井戸に落ちそうな子を見れば誰もがハッとする。その心は善の芽(四端)であり、育てれば徳になる、と孟子は説いた。

砥石で包丁を研ぐ手元
東洋思想深掘り

荀子の性悪説とは?「人は悪だ」ではなく、努力で善になるという思想

人の本性は放っておけば争いを生む。善は生まれつきではなく、努力(偽)で身につけるもの。だから礼と師による教えが必要だと荀子は説いた。

岩のあいだを自然に流れていく川
東洋思想深掘り

老荘思想の「無為自然」とは?頑張りすぎな現代人への処方箋になるか

「無為」は何もしないことではない。小魚を煮る比喩から老子の思想を解説します。