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倫理の授業・テストによく出る哲学者
高校の倫理や大学の教養科目でよく出る人物・言葉をまとめました。キーワードを覚えるだけでなく、「何が言いたかったのか」を自分の言葉で説明できるようにするための記事です。
まず知っておきたいこと
- 各記事の「3行でわかる」は、レポートの書き出しや見直しにも使えます。
- 引用は原典の出典つきです。レポートでは記事ではなく原典を引用してください。
- 「正反合」「無知の知」など、教科書の言い方と本人の言葉が違うものは記事内で注意しています。

ソクラテスの「無知の知」とは?なぜ今も引用される?
「無知の知」はソクラテスの造語ではない。デルフォイの神託の逸話から、その真意と現代での使われ方を解説します。

プラトンの「洞窟の比喩」とは?2400年色褪せない理由
鎖につながれ影だけを見る人々。プラトンの洞窟の比喩と師ソクラテスの死との関係を解説します。

アリストテレスの「幸福(エウダイモニア)」とは?快楽との違い
「幸福」は快楽ではない。「1羽のツバメは夏を作らない」というアリストテレスの言葉を解説します。

デカルトの「我思う、ゆえに我あり」とは?何を疑い、何を疑わなかった?
感覚も数学も疑い尽くした末に、デカルトが最後まで疑えなかった一点とは何かを解説します。

ロックの「タブラ・ラサ」とは? 人は白紙の状態で生まれるのか
心は生まれたときは白い紙のようなもの。すべての観念は感覚と反省という経験から来る、とロックは考えた。

カントの義務論とは?「嘘をついてはいけない」に例外はあるのか
嘘の約束はなぜ許されないのか。カントの定言命法と「人殺しへの嘘」の難問を解説します。

ヘーゲルの弁証法とは?「正反合」はヘーゲルの言葉ではなかった
弁証法は、考えが自分の一面性ゆえに反対へ移り、両方を「止揚」した新しい考えが生まれる動き。「正反合」はヘーゲルが自分の哲学の説明に使った用語ではない。

功利主義とは?「最大多数の最大幸福」の意味と落とし穴
「最大多数の最大幸福」は少数者を犠牲にしかねない。ベンサムとミルの功利主義を解説します。

ミルの「危害原理」とは? 他人に迷惑をかけなければ何をしてもいいのか
自由を制限してよいのは他人への危害を防ぐときだけ。「本人のため」は理由にならない、とミルは『自由論』で説いた。

キルケゴールの「実存の三段階」とは? 美的・倫理的・宗教的な生き方
生き方には、美的・倫理的・宗教的の三つの領域がある。「不安は自由のめまい」と語った、実存主義の父の思想。

ニーチェの「神は死んだ」とは?無神論の宣言ではない、その真意
「神は死んだ」は無神論の勝利宣言ではない。狂人の寓話から、その真意と危機感を解説します。

サルトルの「実存は本質に先立つ」とは?実存主義を生活の言葉で
ペーパーナイフの比喩から、サルトルの実存主義と「自由の刑」の意味を解説します。

孔子の「仁」とは? 思いやりの中身と、家族から始まる理由
仁は「思いやり・人としての善さ」。自分がされたくないことを人にしない、礼に立ち返る、家族への孝が根本、と『論語』は語る。

孟子の性善説とは? 井戸に落ちそうな子どもと「四端」
井戸に落ちそうな子を見れば誰もがハッとする。その心は善の芽(四端)であり、育てれば徳になる、と孟子は説いた。

荀子の性悪説とは?「人は悪だ」ではなく、努力で善になるという思想
人の本性は放っておけば争いを生む。善は生まれつきではなく、努力(偽)で身につけるもの。だから礼と師による教えが必要だと荀子は説いた。

老荘思想の「無為自然」とは?頑張りすぎな現代人への処方箋になるか
「無為」は何もしないことではない。小魚を煮る比喩から老子の思想を解説します。